2010年12月16日

郷中教育とカタリバの意外な共通点(1)

「カタリバ」というNPO法人をご存じでしょうか?

「無気力・無感動・無関心」と評価されることの多いいまどきの若者たち。

2人に1人が「自分は人並みの能力はない」と言い
3人に1人が「孤独を感じる」と言う。
5人に3人が「自分はダメな人間だ」と思っていて、
5人に4人がなんだか疲れている。
そして、5人に3人が「自分が参加しても社会は変わらない」と言う。

これが今どきの中学生・高校生の自己評価だそうです。
(『中学生・高校生の生活と意識』財団法人日本青少年研究所 20092月)

果たして若者は昔と大きく変わってしまったのでしょうか?
カタリバはそうは考えていません。
「自分にもできる!」・「自分はこうしたい!」という内からのモチベーションをわきあがらせる、ちょっとしたきっかけが足りないだけだというのがカタリバの認識です。
そのきっかけ作りのため、カタリバは高校生を対象に、ちょっと年上の大学生や専門学校生が高校を訪問、高校生と語り合うことでその進路意識を高める「カタリ場」というプログラムを展開しています。

カタリ場のカギは、ナナメノ関係によるコミュニケーションにあります。
高校生にとって、大学生や専門学校生は、自分がしたことがない経験をしている、日常触れあえないちょっとだけ大人な人たちと映ります。
これは指導者と被指導者という利害関係がある先生や親たちのタテの関係とも、たくさんの「他人から見られているの自分」を意識しすぎながら生活しているヨコの関係の同世代の友達関係とも違った、ナナメノ関係です。

そんな一種「憧れの人」と語りあい見つけるけることが、高校生たちにとって「自分もこうしたい!」と思うきっかけになるのではないかと考えて、カタリバは活動しています。

このナナメノ関係により若者を動機づけようというカタリバの取り組み、実は鹿児島の伝統的な人材育成方法である郷中教育と通ずるところがあるのでは、と気付きました。 その意外な共通点とは? (続く) 

NPO法人カタリバ

【団体名称】特定非営利活動法人 NPOカタリバ

【事業】
1.高校企画事業(キャリア学習支援等)
2.大学事業(初年次教育事業・大学連携事業)
3.企業研修事業
4:ファンドレイジング事業(講演事業等)
5.地域支援事業

「学校に社会を運ぶ活動」
NPOカタリバは高校と連携し、生徒と先輩のナナメの関係によるキャリア教育プログラムを実施しています。ナナメの関係で誰かにあこがれ、行動につなげる。カタリバはそんなきっかけを作り続けます。


posted by heart warmer at 19:02| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 鹿児島 | 更新情報をチェックする
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